2017年4月26日水曜日

【三菱】PLCとタッチパネルの接続方法

接続設定をよく忘れるのでメモ。
PLC:三菱 Q03UDVCPU
タッチパネル:キーエンス VT-5
イーサネットで接続する。

【PLC側の設定】
IPアドレスを入力。
サブネットマスクパターンとデフォルトルーターIPアドレスは空にする。
※他の案件のファイルを参考にしたときに、ここが設定されていたのでタッチパネルとの通信エラーが発生していた。



オープン設定から、プロトコルは「UDP」、オープン方式は「MCプロトコル」、自局ポートは「1025」を入力。

【タッチパネル側の設定】
局番にチェック、IPアドレスにPLCで設定したアドレスを入力、ポート番号にPLCの自局ポートで設定した値を入力。
イーサネット設定/VTのポート番号は「8502」を入力。

イーサネット設定/IPアドレスを入力。サブネットマスクは「255.255.255.0」、デフォルトゲートウェイは「0.0.0.0」を入力。
エディタ通信設定/ポート番号は「8500」を入力。

通信する対象のPLC機種を指定する。
リソース/PLC機種設定
メーカーを選択。
機種はQシリーズのCPUにLANケーブルを直結なので「QnUシリーズ CPU直結(イーサネット)」を選択。※「Qシリーズ(イーサネット)」ではダメ。通信エラーを起こした。
ポートは「イーサネット(UDP)」を選択。

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通信エラー時、タッチパネルにエラーコード「C059」が表示された。このコードは三菱CPU側のコード。
コードの意味は
エラー内容:iQ Sensor Solution 対応機器がサポートしていない機能を実行した。
処置方法:iQ Sensor Solution 対応機器のバージョンを確認する。
対応CPU:LCPU
意味が分からなかったのでサポートに問い合わせ。エラー内容は無視してくださいとのこと。サポート曰くタッチパネル側の設定がおかしいとのこと。


エラーの原因はPLC側のサブネットマスクパターンとデフォルトルーターIPアドレスに値を入力していた。
タッチパネル側のPLC機種設定で「Qシリーズ(イーサネット)」を選択していた。